同じウガンダ人と言えども、その出身地・部族によって
言葉も違えば、慣習も随分と異なったりします。
(言葉があまりに違うので、お互い英語で話してる場合あり)
*** とある部族の話 ***
義理の関係にある相手には、触れる事は勿論、その人が
持っているコップなんかを直接受け取る事も出来ないんだとか。
万が一触れたりなんかしたら、「手が震えて止まらなくなる」と
信じられているんだそうです。
実際、手が震えて止まらなくなった人も居るそうで、そうなると
「ほら、やっぱり!」って、尚更そう信じる人が増える訳ですな。
(皆の強ーい思い込みが、そうさせてしまうんだと思うけれど)
なので、もし義理のお母さんやお父さんが倒れてても、
自分は触れる事が出来ない故、誰か助けを呼びに行かねば
ならないんですって。 え? うーん・・・
そういう場合は、しきたりを破ってでも早く助けた方が・・・
と思うけど、しきたりはしきたり。 どうもダメらしいです。
だから、その部族出身の人が、違う部族出身者の結婚式等で、
義理の関係にある相手と普通に触れ合ってるお嫁さんを見ると
「ひぇ~、私達と全然違うわ!」と、ビックリしてしまうそうです。
夫婦で違う部族出身だと、きっと大変だわね。